top of page
受験生支援ブログ-logo

受験生と独学者のための学習ブログ

独学真剣応援

※当サイトのページにはアフィリエイト広告が含まれています

【勉強の挫折対策その9】なぜ勉強で挫折するの?過去の「成功」と「失敗」がうむ受験のワナ

  • 執筆者の写真: 応援する者
    応援する者
  • 5月24日
  • 読了時間: 4分

「一生懸命勉強しているのに、なぜか途中でやる気がなくなってしまう……」 「受験や資格の勉強を始めたけれど、どうしても挫折してしまう……」


そんな悩みを抱えていませんか?実は、勉強が続かなくなってしまう本当の原因は、あなたの頭の良さや根性がないからではありません。犯人は、あなたの心の中にある「過去の思い出」です。


過去にうまくいった「成功体験」や、逆に傷ついた「失敗体験」が、気づかないうちに今のあなたを縛りつけるチェーン(呪縛)になっているのです。


この記事では、子供から大人まで誰にでも起こる「勉強挫折のメカニズム」を、ゲームの例えを交えてわかりやすく解説します!


1. 過去の「うまくいった経験(プライド)」が邪魔をするワナ

「昔はクラスで1番だった」「前のテストは少しの勉強で合格できた」という成功体験は、一見すると自信になりそうですよね。しかし、これが強すぎる「プライド」に変わると、新しい勉強の大きな邪魔者になります。


① 「最初の街の最強装備」にこだわりすぎる

ゲームで例えてみましょう。最初のステージで手に入れた「最強の剣」は、次のステージの強いボスには通用しませんよね。

勉強も同じです。ステージ(試験の難易度)が上がれば、勉強のやり方も変えなければなりません。


しかし、過去の成功に縛られる人は「前のやり方で勝てたんだから、次もこれでいけるはず!」と、古い武器にしがみついてしまいます。その結果、努力しているのに成績が伸びず、心が折れてしまうのです。


② 「わからない」と言えない心のブレーキ

プライドが高いと、自分が「何も知らない初心者」になるのが怖くなります。

難関校の受験や新しい資格の勉強を始めるときは、誰だって最初はゼロからのスタートです。

泥臭く基礎を繰り返したり、恥ずかしがらずに先生に質問したりすることが大切です。


しかし、過去の栄光が邪魔をして「こんな簡単な質問をするのは恥ずかしい」「基礎なんて今さらやりたくない」と見栄を張ってしまいます。結果、中身がスカスカのまま難しい問題に挑み、自滅してしまうのです。


2. 過去の「失敗した経験(トラウマ)」がブレーキをかけるワナ

一方で、「昔、不合格になってショックだった」「いくら勉強しても点数が上がらなかった」という苦い経験も、あなたに強力なブレーキをかけます。


① 「どうせ無理」という心のオバケ

人間は、何度も失敗を繰り返すと、脳が「これ以上がんばっても無駄だよ」と勝手に諦めるサインを出してしまいます。

この状態になると、勉強中にちょっと難しい問題に出会っただけで、「ほらね、やっぱり自分には才能がないんだ」と過去の苦い記憶がよみがえり、早い段階で勉強を投げ出してしまいます。


② 脳のエネルギーが「不安」で満タンになる

人間の脳が一度に処理できるエネルギー(ワーキングメモリ)の量には限界があります。

過去の失敗に縛られている人は、机に向かっているときも「また落ちたらどうしよう」「みんなにバカにされるかも」という不安で脳のメーターがいっぱいになってしまいます。


これでは、教科書を読んでも内容は右から左へ抜けていくばかり。「時間はかけたのに全然頭に入っていない」という焦りが、さらにやる気を奪っていくのです。


③ 傷つかないための「言い訳サボり」

「本気でがんばって落ちたら、自分が本当にダメ人間だと証明されてしまう……」。

そんな恐怖から、人間の心は不思議な行動をとります。

テスト前にわざと部屋の掃除をしたり、スマホをダラダラ見たりして、「本気を出さなかったから落ちただけ」という言い訳を無意識に作ろうとするのです。


当然、勉強時間は減るため、結果的に挫折へと突き進んでしまいます。


3. 挫折の呪縛を解くための「心のセット法」

成功へのプライドも、失敗への恐怖も、根本にあるのは「これ以上、傷つきたくない」という心の防衛反応です。このワナから抜け出し、勉強を楽しく続けるための秘訣は2つあります。

  • ゲームの「強くてニューゲーム」は忘れる 新しい試験に挑むときは、過去のデータは一度すべて消去。「レベル1の初心者」になったつもりで、素真面目に基礎から学びましょう。

  • 「過去の自分」ではなく「目の前の1問」を見る 過去の栄光も、過去の傷も、いま目の前にある問題には1ミリも関係ありません。「今日できるようになったこと」だけに集中しましょう。


過去の自分と戦うのはもう終わり。まっさらな気持ちで、目の前の1ページを開いてみませんか?

最新記事

すべて表示
【勉強の挫折対策その10】がんばっているのに成績が上がらない?「もったいない」が引き起こす挫折のメカニズム

「毎日こんなに勉強しているのに、全然成績が上がらない……」 「今の塾や参考書、自分に合っていない気がするけれど、いまさら変えられない……」 受験や難しい資格試験に挑むとき、多くの人がこうした悩みにぶつかります。実は、マジメで一生懸命な人ほどハマりやすい「勉強の危険な罠」があるのをご存知でしょうか? それは、「これまでの努力がもったいなくて、やり方を変えられない」という心理です。 この罠がどのように

 
 
 
【勉強の挫折対策その8】受験や資格の勉強で挫折する本当の理由!「周りの応援」が合否を分ける心理学

「受験勉強がどうしても続かない」「難しい資格の試験に落ちてしまった……」。 そんなとき、多くの人は「自分の努力が足りなかった」「根性がなかった」と自分を責めてしまいがちです。 しかし、勉強が挫折してしまう本当の原因は、あなたのやる気不足ではなく「まわりの理解や応援(環境)」にあるかもしれません。 どんなに強い意志を持っていても、まわりの協力がないと勉強は高確率でストップしてしまいます。その理由を、

 
 
 
【勉強の挫折対策その7】なぜ「過去問」にすぐ手を出すと挫折する?基礎が一番の近道である理由

テストや受験、大人の資格試験で、「早く合格したいから」と、いきなり過去問や難しい問題(応用問題)に挑戦していませんか? 実はこれ、勉強がイヤになって途中で挫折してしまう「最大の原因」なんです。 今回は、小学生から大人まで知っておきたい「難しい問題ばかり急いでやると、なぜ失敗するのか」の理由を、脳の仕組みや心理学をもとに分かりやすく解説します。 1. 脳の「メモ帳」が一瞬でパンクするから 人間の脳に

 
 
 

コメント


bottom of page