【勉強の挫折対策その2】なぜ「詰め込みすぎ」は絶対挫折する?脳の仕組みと対策
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- 5月24日
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受験や資格の勉強を始めるとき、「よし、毎日10時間勉強するぞ!」と気合いたっぷりの計画を立てたことはありませんか?しかし、その計画、3日も経たないうちに崩れていませんでしょうか。
実は、計画を詰め込みすぎて挫折するのは、あなたの「意志が弱いから」ではありません。人間の脳の仕組み上、絶対に失敗するようになっているからです。
今回は、小中学生から大人まで納得できる、計画倒れのドミノが倒れる「3つの理由」と対策を分かりやすく解説します!
理由1:脳のエネルギー(MP)はすぐに売り切れる
ゲームで強い魔法を使うと「MP(マジックパワー)」が減りますよね。人間の脳にも、集中したり我慢したりするときに使う「ウィルパワー(意志の力)」というMPがあります。
詰め込みすぎの計画は、朝から晩まで強力な魔法を連発しろと言っているようなものです。どんなにやる気があっても、脳のMPは数時間で空っぽになります。
MPが切れると、脳は自分を守るために「眠気」や「強烈なだるさ」を発生させ、強制終了してしまいます。
理由2:未来の自分を「スーパーマン」だと勘違いしている
人間には、「これくらい、すぐ終わるだろう」と自分の能力を都合よく見積もるクセがあります。
計画を立てているときの自分:元気いっぱい、机に座って冷静。
実際に勉強する未来の自分:学校や仕事で疲れている、スマホの誘惑もある。
計画を立てるとき、私たちはなぜか「未来の自分は、どんな誘惑にも負けずに超スピードで課題をこなすスーパーマンだ」と思い込んでしまいます。しかし、実際の自分はただの人間です。この理想と現実のズレが、初日から計画を狂わせます。
理由3:1回の遅れが「雪だるま」になって襲ってくる
完璧すぎる計画には、「もし遅れたときのための予備の時間」がありません。
例えば、数学の1ページが難しくて、予定より30分多くかかったとします。予備の時間がないため、その30分の遅れは次の教科へ、そして次の日の計画へとドミノ倒しのようにズレ込んでいきます。
気がつけば、数日後には「どう頑張っても1日で終わらない量のタスク」が雪だるまのように膨らんでしまうのです。
最後に発動する「どうにでもなれ効果」の恐怖
計画が遅れ始めると、心の中に「今日も目標を達成できなかった」という罪悪感がたまっていきます。すると、心理学で言う「どうにでもなれ効果」が発動します。
「もう3日も予定通りできていないや。あーあ、もうどうにでもなれ!」と、糸が切れたように勉強を完全にやめてしまうのです。これが、詰め込みすぎ計画が招く「挫折のゴールイン」です。
挫折しない計画作りのコツは「スカスカ」にすること
では、どうすれば挫折しないのでしょうか?答えは簡単、「最初からスカスカの計画にする」ことです。
予定の「1.5倍」の時間がかかると予想する (1時間で終わると思ったことは、1時間半で計画する)
週に1日は「完全に空っぽの日(予備日)」を作る (遅れた分はここで取り戻す。遅れがなければ、まるごとご褒美の休み時間にする)
計画とは、自分を限界まで追い詰めるためのものではなく、「これなら自分でも毎日続けられる」という安心感を得るためのものです。一歩ずつ、確実に進める計画に変えてみませんか?
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