暗記と理解とアウトプット
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更新日:1 時間前
はじめに:基本中の基本から
独学を、自分だけの料理にたとえると、、、
学校の授業とは違って、自分のペースで教科書を選んで進める「独学」は、まるで誰も作ったことがない自分だけのオリジナル料理を作るようなワクワク感がありますよね。
基本的にカリキュラムがない独学では、「どうやって進めるか」という作戦がとっても大事になります。
よくある失敗が、「教科書の内容をまるごと覚えようとして疲れちゃう」とか、「本を読んで『なるほど!』と思ったのに、いざテストになると全然解けない」というもの。
このお悩みを解決するために必要なのが、「暗記(あんき)」「理解(りかい)」「アウトプット」という3つのステップです。これらがどう繋がっているのか、あらためて誰にでもバッチリわかるように、優しく解き明かしていきますね!
3つのステップ:それぞれの役割ってなに?
まずは、勉強を進めるために欠かせない「3つの役割」を、料理にたとえて紹介します。
① 暗記:料理に使う「材料」
暗記は、言葉や公式、歴史の年号などを頭の引き出しにしまうことです。
「丸暗記はダメだ」ってよく言われますよね。 でも、冷蔵庫に何も材料がなければ、料理を始めることすらできません。暗記は、おいしい料理(知識)を作るための「お肉や野菜(材料)」を集める作業。とっても大切な土台です。
② 理解:おいしくなる「レシピの秘密」
理解は、集めた材料(知識)をくっつけて、「なるほど、だからこうなるんだ!」と納得することです。単に言葉を覚えるだけでなく、「どうしてこの順番で炒めるの?」「なんでこの隠し味を入れるの?」という理由や仕組みが分かる状態を言います。
③ アウトプット:実際に「料理を作ってみる」こと
アウトプットは、頭に入れた知識を外に出すことです。問題集を解く、誰かに教えてあげる、自分でノートにまとめ直す、などがこれにあたります。集めた材料とレシピを使って、実際にフライパンを振って料理を作ってみる練習です。
誰か1人でもサボると、おいしい料理はできない!
この3つは、いつもセットで考えなければいけません。もし、誰か1人でもサボってしまうと、勉強は一気にうまくいかなくなります。
「暗記」と「理解」だけで、「アウトプット」をしない場合
レシピも完璧に分かり、材料もバッチリ揃っている状態です。でも、一度も火を使って料理をしたことがありません。これだと、いざ本番になったときに「あれ? 手がうまく動かないぞ!」という「分かったつもり」のワナにハマってしまいます。
「暗記」と「アウトプット」だけで、「理解」をしない場合
理由は分からないけれど、とにかく手順だけを丸暗記して、強火でガツガツ炒めるパターンです。これだと、いつもと少し違う材料(ひねった問題)になっただけで、「中まで火が通っていない」とか「真っ黒に焦がしてしまう」といった失敗をしてしまいます。
「理解」と「アウトプット」だけで、「暗記」をしない場合
作り方は分かっているし、料理のセンスもあります。でも、基本の材料(言葉や公式)を覚えていません。これだと、料理を作るたびに「ええっと、塩はどこだっけ? パセリって何だっけ?」とスーパーに買いに走ることになります。これでは時間がかかりすぎて、いつまで経っても料理が完成しません。
このように、どれが欠けてもダメ。3つの力が丸くつながって、グルグル回ることが大切なんです。
一番効率がいい「勉強のサイクル」の回し方
では、実際にどうやって勉強を進めればいいのでしょうか? コツは、「完璧じゃない状態で、とにかく作ってみる(アウトプットする)」ことです。
おすすめのステップは、次の3つです。
ステップ1:ざっくり読んで、なんとなく覚える(材料とレシピをチラ見)
教科書を最初から最後まで100%覚えようとすると、最初の数ページで嫌になります。まずはパラパラと全体を眺めて、「へ〜、こんなことをやるんだ」とキーワードを頭の片隅に引っかけるだけでOKです。
ステップ2:すぐに問題集を解く(いきなり料理スタート!)
「まだちゃんと覚えてないよ!」と思うかもしれませんが、ここですぐに問題集にチャレンジします。当然、たくさん間違えます。でも、それでいいんです! 間違えることで、脳が「うわ、悔しい! ここ、ちゃんと覚えないと完成しないぞ!」と大慌てで集中し始めます。
ステップ3:間違えたところを調べ直す(味見をして、手直しする)
失敗したあとに「なんで間違えたんだろう?」と教科書を読み直すと、不思議なほど内容が頭にスッと入ってきます。「あ、だからこの公式を使うのか!」という深い理解が生まれ、今度こそ忘れない強い暗記に変わります。
勉強の黄金比率は、【教科書を読むのが「3」:問題を解くのが「7」】。インプット(読む・覚える)よりも、アウトプット(解く・思い出す)をずっと多くするのが、一番頭に残りやすい方法です。
まとめ:3つの力を組み合わせて、得意を増やそう!
独学の「暗記」「理解」「アウトプット」は、どれが一番偉いということもありません。
暗記は、頭の中の材料を増やしてくれます。
理解は、その材料を美味しくする調理法を教えてくれます。
アウトプットは、料理を作るスピードと腕前をどんどん上げてくれます。
「教科書を読むだけ」の退屈な勉強はもう終わり! これからは、覚えたらすぐに使ってみる、間違えたら仕組みを調べて納得する、という楽しいサイクルをグルグル回していきましょう。これさえできれば、独学でのレベルアップは間違いなしです!
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